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アプリケーションエッセイ 書き方#1

アプリケーションエッセイは膨大に時間が掛かりますが、今回は書き始め段階の説明になります。

Application essayではなぜtarget schoolへ出願したいかという理由が求められます。これはessayの中核にはならないことが多いですが、合否にimpactを与えます。日本の入試制度からは想像しにくいですが、例えば私の場合PhD programでしたがChicago (top5) には受かり、滑り止めの滑り止めで出願したVirginia(top50)に落ちるという結果でした。Virginiaはbest fitした訳ではなくinterestのズレから落とされたな、という感触でした。

こちら側からすれば、levelが高ければ良いというapplicantsも多いかと思いますが明確に何故他校ではなく出願先の学校なのか、という理由を説明しなければいけません。大学学部入学される方の中にはまだMajorが決まっていない方もいる為、レベルの高さ/校風/立地/雰囲気etc…という”上部の情報”で問題ないですが大学院 (MBA, LLM, MA etc…)では許されません。大学院を行く場合特定の専門分野を勉強することになる為academicな理由でどのようにfitするかという説明が必須になりますがこれが弱いと(大きく)マイナスになります。

ではacademic interestがどのようにfitするのかを説明すれば良い、ということになりますがこの作業が非常に骨をおります。例えば私の場合cancer biologyでしたがcancerにも様々なtopicがある為ある特定のtopicに絞らなければいけません。癌全般は論外で、例えば転移に興味がある、という場合もより具体的に〇〇遺伝子を研究したいとより具体的なacademic reasonを述べられた方がbetterです。しかしより具体的な理由を説明するためには自分の興味のある分野について深い理解がない場合は不可能になります。MA, PhDの場合は自分の研究テーマに基づいて進路を決定できるため比較的容易かと思いますが、例えばMBAのように自分の専門性が確立されていない場合は具体的に(漠然とleadership/managementでなく)何を勉強したいのかresearchに膨大な時間が必要となる場合が多いです。

更に出願先の学校がどのようなprogramを提供しているのか。どのような教授が教えていて、どのように自分にfitするのかという理由を述べられるように準備をしなければいけません。大学院は宿題としてapplicantsにこれらの説明を求めておりカウンセラーに聞けば解決する内容ではありません。(必ず自分で行う必要があります)したがってアプリケーションエッセイを書き始める前段階として、出願先のresearch: program (class) descriptionやprofessor and their publications、場合によってはclass syllabusなどから授業のarticle等を隅々読む必要性があります。10校出願する場合最低15校程度のresearchは行うことになりますが1校あたりのresearchは1週間で終えることは困難です。特にMBAの場合は多いですが、特定的なinterestが決まっていない場合最低3ヶ月程度は出願校選定のresearchに時間が必要となるでしょう。

留学に当たって必要となるTOEFL/GRE/GMATの準備がずれ込む事が多く、結果essayの準備が遅くなると上記の学校研究を浅く済ませる/省くケース(〇〇クラスや〇〇クラブがあるから等の薄い内容)が非常に多いですがこの場合合格率は下がります。

エッセイは非常に時間が掛かりますので、通常1ヶ月に2本終えられない場合が多いです。この場合いつからessayに着手しなければいけないのか、またいつから出願校を選定する上でのresearchを行なわなければいけないのかがわかると思います。学校researchは多くの英文に触れる点で英語力向上を図る上でも無駄にはなりません。全体像を理解した上で早めに且つ丁寧に準備を進めていただければと思います。


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